2025/01/19 22:39
キノコは植物とも動物とも異なる、中間的ものとして位置していて、菌類に分類される。 菌類は150万種以上もあり、それは植物の6倍以上で、その中で ”キノコ” は2万種。 ”菌類” や ”カビ” は死や腐敗なんかを連想させるが、実際の役割もほぼそれで、腐らせて分解し、その養分を土に返す。 それは、命の終わりだけでなく、終わりからの始まりも担っているということ.。 とてもパワフルな生き物だと思う。 菌類がいないと地球は植物の死骸で溢れかえる。菌類はいわば森の消化管なのだそう。生命を育み、土壌をつくる、菌類の働きは大きい その中でも ”腐敗菌” というのがあって、それは自然のものならなんでも分解するらしい。 石油や汚染物質にも作用するので、地球汚染にも大いに役に立つ、本当に素晴らしい存在。 ”キノコ” は、菌類の ”実” みたいなもので、体の大部分を地下で進化させながら、長ーい ”菌糸” というのを地下全体に 張り巡らせているという。 そしてその菌糸がまとまったのを ”菌糸体” と呼ぶ。 森や地中には菌糸体がまるでシナプスや神経回路のように広がって、それらは電解質や電気信号で伝達され、働くという。 木々はその菌糸体を使って他の木々にも栄養体を送るし、大きな木は菌糸体を通じて苗木なんかとも話をしているんだとか。 ”菌糸” も ”その働き” も目では見えないが、この地球上を覆うように存在し、その上に人は生かされている。 それは大きな愛の上に生きているということであるし、自然は愛に溢れているということ。 それから、まだある。 人類も動物も元は菌類からの枝わかれで、子孫なのだという説まである。 人類 さらに、菌からとれるペニシリンは、人にとって抗生物質になる。 菌は胞子で増え、小さくて軽い。地球上でもっとも古く、もっとも大きな生物と言える。 本当に優れた存在だ。 私が、以前から「もしかして人は地球の細胞なんじゃないか?』と感じていたのは、あながち間違いじゃない気がしている。 私は死ぬのはまだ怖い。それはこの世でまだやってみたいことがあるし、、ということと、もう一つは、 死んだらどうなるかわからないから不安で仕方ないということのような気がしている。 だから、私が死んでも私は地球の大きな菌糸体に組み込まれて繋がって、大きな自然の一部になるのかもしれない、、 と思えることは心の安定にも繋がる。 まだ怖いけど (笑。 そんな素敵な菌糸の世界。 菌糸のミステリアスで温かな生態も、その刺激的なビジュアルも愛おしくって、以前開催した個展の時にオブジェを製作したのだけど、 ドキュメンタリーを何回見ても菌糸を尊敬するし、可愛いし、有り難いし、、でたまらない存在。 なのでいろんな人に菌糸を知ってもらったり、好きになったもらえたらな、と思っていて、菌糸の世界を表現した作品を増やしていきたいな、と 思う。 素晴らしき、きのこの世界 をみた。 とても興味深くて繰り返し見ている。
